築35年の賃貸アパートの一室のリノベーション。
マンションオーナーが一室空室になったのをきっかけに、自身の在宅ワーク場所兼趣味のアウトドアギアを収納できるスペースをつくることとなった。
日常生活ができる空間と、自転車のメンテナンス等ができる土間空間を玄関から外部バルコニーへつながるように広く設けた。
その2つのエリアを挟むように大テーブルが緩やかに間地切ってながら、生活空間側からは椅子に座って使用できる机、土間スペースからはスタンディングで使用できる作業机としての機能を有している。
素材はハードな使用にも耐えられるように腰下の壁はモルタル、作業机とキッチンはアートテックス（モルタル系左官材料）とし、同じ高さで連続させることで実際の面積以上に水平方向の広がりを生み出した。
建築用途//住居（在宅ワーク兼アクティビティスペース）
所在地//東京都町田市
竣工//2021.07
床面積//27.7㎡
施工 : DDD Inc
Photo: TOKOSIE,DIMPLE Architects
